建物種別:戸建て住宅
所在地:大阪府内
ご依頼:設備会社様
漏水量:毎分約300cc(1日あたり約432リットル)
配管:VP(硬質塩化ビニル管)・図面あり
調査方法:トレーサーガス式+デジタル音調式の併用
漏水箇所:配管の加工部分の劣化
結果:漏水箇所を特定
設備会社様からのご依頼|原因調査のご相談
今回のご依頼は、設備会社様からのものでした。設備会社様が事前に室内・蛇口・器具・床下などを確認され、これらの箇所には漏水がないことを確認された上で、「目に見える範囲では原因が見つからないため、専用機器で漏水箇所を特定してほしい」とご相談いただきました。
室内や器具などに漏水が見当たらない場合、配管が壁の中や床下の奥、埋設部など見えない場所で漏れている可能性があります。こうした箇所は目視だけでは特定が難しく、専用機器による調査が有効です。
トレーサーガス式とデジタル音調式を併用
今回は、トレーサーガス式とデジタル音調式の2つの方法を併用して調査を行いました。
デジタル音調式は、漏水によって生じる音を専用機器で捉えて場所を絞り込む方法です。トレーサーガス式は、配管内に検知用のガスを充填し、地表や床面に出てくるガスを検出する方法です。
それぞれの方法で得られた情報を組み合わせることで、見えない場所にある漏水箇所をより正確に絞り込むことができます。
※具体的な調査手順や機器の設定は、現場の状況により異なります。



調査結果|配管の加工部分の劣化を特定
調査の結果、配管の加工部分の劣化による漏水を特定しました。
配管(VP・硬質塩化ビニル管)は、施工時に曲げ加工などのために熱を加えて加工することがあります。今回は、その加工が施された部分が経年で劣化し、漏水につながっていました。
今回は現場の状況から、確認のため一部を掘り、漏水箇所を目視でも確認できました。
調査後、設備会社様より
依頼主の設備会社様には、調査の手法や、漏水箇所を特定できたことを大変喜んでいただけました。事前に室内や器具などをご確認いただき、見える範囲に漏水がないことが分かっていたため、調査の範囲を絞り込みやすく、スムーズに特定までつなげることができました。
弊社は漏水調査の専門会社のため、修繕工事は行っておりません。今回も調査で漏水箇所を特定し、その結果をご報告。修繕は設備会社様に行っていただく形で連携しました。
この事例のポイント
- 見えない場所にある漏水も、専用機器で正確に特定できる場合があります
- トレーサーガス式とデジタル音調式の併用で、見えない場所の漏水も絞り込めます
- 配管の加工部分(炙り加工部など)は経年劣化で漏水が起こることがあります
- 工事店様・設備会社様からの調査のご依頼も承っています
工事店・設備会社の皆様へ
調査機器をお持ちでない業者様の外注先として、漏水調査・特定を承っています。調査報告書の作成にも対応します。
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検針票の数字を入力するだけで、漏水の可能性と 調査を検討すべき状況かをセルフチェックできます。