この度、【某学校での消防用埋設配管漏水調査】のご依頼を頂きました。
依頼内容
ご担当者様からお話を伺うと、
消防用補給水槽の水がすぐに抜けてしまい、
水道業者さんなどに見てもらったが目視では確認できなかった。
消防用の埋設配管にて漏れているかもしれない為、
弊社へ調査のご依頼を頂きました。
準備調査
今回は事前に準備調査の為、配管管路調査にて埋設配管ルートを確認後
デジタル音聴にて弁栓などの音聴調査を行いました。
音聴調査にて確認すると確かに水が流れている音は確認できますが、
配管の種類が鉄管で水圧がほとんど無く不確定要素が多い為
現場の状況により、トレーサーガスを使用しての漏水調査を行うことになりました。
漏水調査の実施
学生の施設使用タイミングなどを考慮して調査を行います。
断水を行い、屋内消火栓からトレーサーガスを供給して調査を開始していきます。
調査実施
トレーサーガスの反応が確認できません!!
トレーサーガスの反応が一切無い為
埋設配管での漏水は無いと判断することが出来ましたが
原因は特定されていない為、埋設管以外の調査を開始することになりました。
建物内の消防設備を調査して行くと
原因が特定出来ました。
意外な漏水原因
原因は消防設備配管の一部が正常に作動していないことにより
補給水槽の水が抜けてしまうことが判明しました。
調査報告
ご担当者様へ原因の詳細をご説明させて頂き、調査結果をお伝えして作業終了です。
この度は、ご依頼頂き有難う御座いました。