この度【消火管の漏水調査】のご依頼を頂きました。
依頼内容
マンションの屋内消火栓にて露出配管の一部配管入替え工事を行い
入替え部分の水圧試験を実施して問題は無かったのですが、
消火配管全体の水圧テストを行うと水圧が低下した為
大手管工事会社様より弊社に漏水調査のご依頼を頂きました。
事前調査
現地にて現状の確認をさせて頂き調査計画を練っていきます。
色々な漏水調査をさせて頂いて思うことですが、
大きな建築物になる程に事前の調査計画を計画する為
クライアント様のご協力や打合せが必要不可欠となってきます。
今回はトレーサーガス式、デジタル音調式、鉄管管路調査を行います。
消防や水道の埋設管では竣工時期によって使用材料が異なる為
現地の状況に応じた探索機器の選定も重要になってきます。
早速、漏水調査を行います。
消火管の埋設管路を調査してから、双口消火栓よりトレーサーガスを注入していきます。
トレーサーガス注入
消火管内の水を排出してガスを充満させていきます。
漏水箇所の範囲を絞り込み
管路調査を行いおよその埋設管のルートを調べておきます。
埋設管路のルート周辺でデジタル音調とトレーサーガスで探索して
漏水箇所範囲を絞り込んでいきます。
デジタル音調、トレーサーガス探索
絞り込みエリアにてボーリングを行い
再度デジタル音調とトレーサーガスにて漏水箇所の特定を行います。
漏水箇所の特定
漏水箇所を特定しました。
漏水箇所特定
調査前の状態に弁栓などの復旧を行います。
探索結果を元に漏水箇所の調査報告を行い漏水調査完了です。
ご依頼頂き有難うございました。
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